居宅介護の方法
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居宅介護の方法にも、他の介護サービスと同様、ケアプランを作成する必要がある。これは自分で作成して管轄の自治体に提出してもよいのだが、作成は介護保険でまかなうことができ、自己負担がないため、ケアマネジャーと呼ばれる介護支援専門員に作成を依頼する方がほとんどのようである。
まず居宅介護支援事業所にケアプランの作成を依頼する。居宅介護支援事業所に所属するケアマネジャーが利用者の方の自宅まで行って、本人や家族の希望などを聞いたうえで、ケアプランを作成する。ケアプランが完成したら、居宅介護保険サービス利用の開始になる。一度作成されたケアプランの見直しも可能なので安心である。プラン完成後も、ケアマネジャーはプランが有効に機能しているか、不具合が生じていないかなどに注意しながら居宅介護支援をおこなっていく。
居宅介護の方法において、介護保険に適用される家事援助の範囲というものがある。草むしりやペットの世話は気軽に頼んでしまいがちだが、ほかにも大そうじやワックスがけ、正月の準備等、日常的な家事の範囲を超えたものも範囲外になり、頼まれても無理に行なう必要はないが、特別な事情により、ケアマネージャーがケアプランの一部と認める場合もあるので介護職は独断で決めず、事業所に判断を仰ぐ必要がある。
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