稲盛和夫
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稲盛和夫は1932年鹿児島に生まれた。
肺を患い、空襲により実家を焼失するなどの苦難の少年時代を送る。
終戦後は16歳の時から紙袋の行商をして家計を助けていたようである。
苦学の末、鹿児島大学を卒業。松風工業に入社し特殊磁器(ニューセラミック)の研究職に就くも技術開発の方針の違いから退社する。
1959年27歳の時に京都セラミック株式会社を設立し、IBMから大量受注をするなどで急激に成長を遂げる。大阪証券取引所2部、京都証券取引所にあいついで上場する。
1976年にはニューヨーク証券取引所に上場し、世界的な企業の仲間入りをする。
1984年には稲盛財団を設立すると同時に「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を表彰する。また電電公社の民営化のあったこの年、第二電電企画株式会社を設立。
1987年には第二電電の一般回線向け市外電話サービスをスタート。2000年にはDDI、KDD、IDOが合併し、KDDI発足。
京都商工会議所の会頭を勤めたり、「盛和塾」で若手経営者を育成するなど、会社の経営以外でも実業界に大きな貢献をしている。
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